マンションなどの水道給水管は定期的なメンテナンス

■生活に必須の給水管の老朽化

給水管は、生活に欠かせない設備です。飲み水の供給にも必要で、トイレなどの設備にも水が来ていなければ使えません。マンションなどでも大切な設備ですが、いつまでも同じような状態を維持できるかといえば、それは違います。時間とともに劣化してしまうのは給水管も同じです。どの程度劣化しているのかは、見た目で判断できないのが問題で、評判のいい修理会社などに点検してもらうと、どの程度な状態なのかがわかります。トラブルが起きてしまう前に、現状を把握するのが大切です。
給水管が劣化してくると、さまざまな変化が見られます。水の色が変化したりするのが一般的です。白濁した水が流れてくるのは、2つのパターンがあります。コップに入れてしばらく置いておけば透明になるのであれば、これは空気が混じっているだけで大きな問題とは言えません。しかし、抜けないようであれば、配管自体が腐食したと考えられます。
黄色い水が出てくる場合には、錆の可能性が高まります。老朽化が進んでだんだんと赤い水に代わっていく段階です。そのうち錆が配管内を圧迫するようになり、断水する状態がやってきます。金属製の配管で起きる現象であり、素材によっても時間に違いがありますが、15年も経つと寿命を迎えると言われているため、対応をはじめていかなければいけません。
錆に関しては、各地の水道局が混入率を設定している場合があります。一定の割合までは、健康の被害も抑えられると考えられているためです。実際に少々摂取しても、ほとんどの鉄分は身体から排出されてしまいます。だからと言って、錆を飲むのが問題ないというわけではありません。かなり重度な劣化も見られるのなら、早めにメンテナンスが必要でしょう。

■配管の種類によって違う耐用年数

給水管に使われている素材によって、耐用年数には違いがあります。メンテナンスのタイミングにもかかわってきますが、そのときは評判の会社に相談してみるのがポイントです。
基本的に、古いもののほうが錆びやすいのは前提条件です。配管の素材の歴史は、錆びないように改良されてきたものであり、耐用年数もどんどんと伸びています。
現在多く使われるようになったのが、樹脂管と呼ばれる配管材です。寿命は30年と設定されていますが、まだまだ新しい素材で平成元年以降に使われています。ロングライフが特徴ですが、素材として単価が高くなるのが欠点です。その代りにメンテナンス性が高く、コストを抑えられるため、初期投資をするかどうかが選択の分かれ目になるでしょう。
劣化にも強く20年から25年に耐用年数を持っているのが、硬質塩化ビニールライニング鋼管です。鋼管ですが、内部は樹脂でコーティングされているため、劣化を抑えられる特徴を持っています。ただし、これも直線部分に限られ、継手はどうしても腐食してしまうのがリスクです。特に平成元年以前は、内部に亜鉛メッキが使われていたため、どうしても劣化が進みます。逆に平成元年以降はコーティングの仕様が変わり、30年以上持つようなものも出ました。
以前主流だったのが、亜鉛メッキ鋼管です。鋼管の内部を亜鉛メッキしただけのもので、当時はほかのものがなかったため、給水管にも使われています。錆びやすいのが問題で、いろいろと不具合を出してきました。15年あたりが耐用の限界で、現在では使用が禁止されており、新規の水道設置には使えません。

■定期的な点検が負担を減らす
耐用年数的に限界が近づいてきたら、内部がどのような状態になっているのか調べてみる必要があります。使用の頻度などによっても、劣化の進み方が異なるからです。直接確認するのが一番で、劣化が進んでいるようなら、ライニング工法で健全化させる方法もあります。ライニング工法は、配管の内部を樹脂でコーティングしていく方法です。古くなった配管の表面を滑らかにしていくので、汚れも付着しにくくなり、新品に近い状態に生まれ変わらせます。
ただし、内側にコーティングするため、一定の管径は必要です。あまりに細いと水道として役に立たなくなります。このコーティングも5年程度しか持ちません。工事費も安くはなく、もう少し費用をかけて新しく交換してしまうという選択肢も生まれます。ただし、設備の使用を止めなければならず、大掛かりな工事も必要です。マンションなどで施工する場合には、十人に理解してもらうのも大切です。断水の時期もあり、スペースも取ります。宅内での工事の必要もあったりするので、説明の機会を作る必要も出てきます。
大事なことは、いきなり工事の必要がある状態を迎えるのではなく、常に点検をして安全な状態を保つところにあるでしょう。1年単位など定期的に点検をすれば、経年劣化の進み方の確認にもつながります。どの程度の劣化が進んでいるのか把握できていれば、給水設備として突然のトラブルに見舞われる可能性も下げられるのが重要です。水道修理会社に連絡してみると、いろいろと方法も提案してくれますので、評判のところを見つけコンタクトを取っていくといいでしょう。

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